教育・研究

経済学部教員コラム vol.57

2015.02.02 経済学科 吉田 千鶴

「執筆に参加した書籍が日本人口学会2014年学会賞を受賞しました」

執筆に参加した書籍『少子化時代の家族変容―パートナーシップ形成と出生行動』で、阿藤誠先生が2014年日本人口学会 学会賞を受賞されました。

 

私は、この書籍の第4章「子育てコストと女性の就業継続」を執筆しました。この書籍は、編者の先生方が中心となって実施された日本での全国調査のデータを使った分析結果が収録されています。

 

このデータの大きな特徴は、第一に、国連ヨーロッパ経済委員会人口部が発足させた「世代とジェンダー・プロジェクト」に基づき、国際比較が可能なようにデザインされた調査票で調査されていることです。

 

第二に、この調査は、同一個人を追跡調査して行われていることにも、特徴があります。同一個人を分析することによって、はじめて可能になる分析があります。たとえば、結婚や出生前後で、どのような変化が起きているかは、同一の個人を追跡して、はじめて分析可能になります。一回だけの調査では、未婚者と有配偶者を比べて、結婚がどのような違いを生み出すかを分析することができますが、本当の変化を知ることができません。

 

この書籍では、このような特徴をもつ、代表性のデータを使い、日本の家族について分析が行われています。

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