教育・研究

経済学部教員コラム vol.70

2015.06.22 経済学科 上代 雄介

ゼミのテーマ:『ゲーム理論』について

私の研究テーマ、およびゼミのテーマは「ゲーム理論」という分野です。
 
「ゲーム理論」とは、複数の意思決定主体(個人・企業・国家など:ゲーム理論では「プレイヤー」と呼びます)が存在する状況における意思決定の理論で、経済学・経営学・政治学など幅広い分野で応用されています。
 
企業同士の価格競争、業務提携や合併、国家間の駆け引き・交渉といった状況では、それぞれのプレイヤーは相手がどのように行動してくるかを考えながら、こちらの戦略を立てていきます。
このような状況において、どのように行動していけばよいか、そして、その帰結としてどのような結果が得られるのか、これを数理的に分析しようとするのが「ゲーム理論」です。
(「ゲーム」というと、TVゲームやボード・ゲーム、そしてスポーツにおけるゲームなどが思い浮かぶかもしれませんが、これらの「ゲーム」とは少し違います。)
 
ゲーム理論の考え方は、最近では、オークションの分析・設計に利用されていたりします。
オークションの参加者はどのような行動をとるのがよいのか、その結果として誰に商品が渡るのか、そしてその結果を踏まえてどのようなオークションのルールを使うべきなのか、といったことが考察されています。
 
ゲーム理論で扱える状況は、上で挙げた例以外にもいろいろあげることができて、それをゼミナールではいろいろな例を学生に挙げて分析してもらっています。

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