教育・研究

経済学部教員コラム vol.12

2013.09.16 共通科目教室 林 博史

「調査と研究」

経済学部で政治学、や国際関係論、総合講座「平和研究」などを教えている林博史(はやし・ひろふみ)です。私の研究は、戦争と平和に関わる問題、日本とアジアとの関係に関わる問題で、多様なトピックを対象にしています。アメリカと韓国には毎年1回以上、沖縄には年3〜4回、イギリスも1〜2年に1回は行くなど、1年間のうち2ヶ月ほどは、海外か沖縄に行っています。国内外で資料調査をおこない、同時に現場に直接行って聞いて見て感じ考える、徹底して事実に基づいて考えるという研究スタイルです。

 

 

夏はこの十数年必ずワシントンに行き、国立公文書館で資料調査をします。写真はワシントン郊外にある米国立公文書館です。ここで見つけた新しい資料は、新聞で発表したり、時にはテレビでも報道されています。情報公開が日本に比べて格段に進んでいるアメリカにはまだまだ調べるべき資料が膨大にあります。

 

 

韓国には調査やシンポジウムなどでよく訪問します。この写真は、韓国のメヒャンニという地域で、米軍の実弾演習場から集められた砲弾です(中の火薬は抜いているそうです)。ここでは被害に苦しめられた住民たちが演習場撤去の取組みを長年にわたっておこない、ついに米軍を追い出しました。こういう現場を訪問し、地元の方から話を聞くのは貴重な機会です。

 

 

またゼミでは、韓国のハンシン大学と交流をしており、昨年、ハンシン大学から学生たちが関東学院大学を訪問、交流会を持ちました。野島へのハイキング、討論会、夜の交流会とおもしろかったです。本学のチャペル前での両校の学生たちです。またゼミでは最近は毎年、韓国に調査旅行で出かけています。そのときの様子は大学のウェブサイトの次のページで紹介しています。

 

→ http://keizai.kanto-gakuin.ac.jp.ac.jp/modules/news5/article.php?storyid=20
→ http://keizai.kanto-gakuin.ac.jp.ac.jp/modules/news5/article.php?storyid=19

 

 

今年の3月にスペインの大学と共同のプロジェクトをおこない、大学の教員や学生たちへのレクチャーや市民向け講演会などをおこない、またスペイン内戦の現地調査をおこないました。市民に対する無差別空襲の始まりとしては、日本軍による中国の重慶空襲と、ドイツによるゲルニカ空襲があり、その機会にゲルニカを訪問しました。ピカソの絵で有名ですね。

 

調査だけでなく、海外で開催される学会やシンポジウムなどにもよく参加して、報告をしています。2012年度は、カナダのウォータールー大学とスペインのオビエド大学で、2013年度は、5月に韓国の光州市で報告をおこないましたが、この秋から冬には、中国の上海、アメリカのワシントン、ドイツのイエナで、研究報告をおこなう予定です。中国と韓国で報告するときは通訳がつくので日本語でいいのですが、それ以外はすべて英語です。年とともに英語力が落ちていくのがわかりますが、まだなんとか発表と討論を自力でやっています。

 

 

イギリスにも国立公文書館や大英図書館などでの調査のためによく訪問します。平日の日中は朝から夕方まで調査などに集中しますが、夕方からは自由時間です。イギリスでの楽しみはサッカーとミュージカルです。この写真はアーセナルのホームスタジアムです。集中して仕事をしながら、リフレッシュもするというのが、海外調査を長期間継続するための条件です。

 

私の研究のことなどは、私のホームページをご覧ください。
→ http://www.geocities.jp/hhhirofumi/

 

なお授業に関することは、こちらのホームページをどうぞ。
→ http://home.kanto-gakuin.ac.jp/~hirofumi/

 

(共通科目教室 林 博史)

  • 一覧に戻る
PAGE TOP
〒236-8501 横浜市金沢区六浦東1-50-1 TEL:045(786)7056
Copyright(c)2013 Kanto Gakuin University All rights reserved.