教育・研究

経済学部教員コラム vol.30

2014.02.17 経営学科 岡嶋 裕史

「ゼミのテーマはリハビリです」

私はオタクです。
大人になったらきっとよくなるのだろうと思っていたのですが、初老と言われる年齢に至ってもいっこうに改善の気配がありません。きっと寝たきりになってもアニメをみて、ゲームをやっているのでしょう。

 

リア充の対義語として配置されるオタクですが、リアルは充実していなくても妄想は非常に充実しているので、けっこう幸せな人生を送ってきました。いいゲームにも1ダースほど出会えましたし、教室でぼっちでも脳内にはつねに妄想のともだちがいます。
ただ、オタクの人生にもリアルと折り合いをつける必要が出てくる瞬間があります。就職などはその最たるものでしょう。オタクはここで非常に苦労します。
関東学院大学でも、オタクの学生さんはやはり就職に苦労しているようでした。ここをサポートするのは自分の役割かなと思ったので、ゼミを持たせていただいて以降、オタクの学生さんにたくさん入っていただきました。
妄想の世界からリアルの世界へ回帰する過程には、非常に険しい道のりが待っています。ゼミではこれをリハビリと称して、いろいろやってきました。

 

 

定期的に実施しているところでは、書籍の執筆に参加していただいています。学生さんにご参加いただいた最新刊は、『個人情報ダダ漏れです』(光文社新書、2013年)で、ハードディスクをどのくらい蹴飛ばすと壊れるのかの実験にご参加いただき、その様子を写した写真が掲載されました。
2013年は活動の範囲を広げることをテーマに、読売新聞の取材、教育テレビの番組によるゼミの収録、コミックマーケットC85での大規模アンケート調査など、リアルでのコミュニケーション能力が問われるミッションを黙々とこなしました。相当つらかった方もいらっしゃったようですが、なんとか脱落者なく年を越すことができ、嬉しく思っています。

 

こうした活動を就職内定率の向上につなげるべく、今後も研鑽してまいります。

 

(経営学科 岡嶋 裕史)

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