経済学部の学び

靖国神社・しょうけい館(戦傷病者史料館)見学ツアー

2009.12.15 経済学部林博史ゼミナール

経済学部林博史ゼミナール
靖国神社・しょうけい館(戦傷病者史料館)見学ツアー

 

林ゼミナールは、「国際社会の中の日本―戦争のない世界をどう作るのか」をテーマに学習をおこなっています。研究室での学習以外に、大学の外に出て、さまざまな現場を訪ねたり、話を聞きに行っています。
毎年秋には、靖国神社とその付属施設である遊就館、ならびにその近くにある「しょうけい館(戦傷病者史料館)」を訪問しています。靖国神社は海外ではWar Shrineとして有名ですが、実際に行ったことのない学生も多いので、「百聞は一見にしかず」、ゼミで訪問しています。まずは大鳥居前に集合して、ツアー開始です。

 

 

今回は、11月の日曜日に行きましたが、快晴で暖かい日となり紅葉もあって、絶好の日となりました。靖国神社の境内のいくつかのポイントを回りました。2枚目の写真は、神門前です。ともかく境内のあちこちに駐車場が多いのが印象的です。この後、靖国神社の博物館である遊就館を見学。中は撮影できないので、写真はありません。

 

 

この博物館は、日本の近代史を中心に展示されていますが、展示されていることよりも、何が展示されていないのか、語られていないのは何か、という問題意識で見ていくと非常におもしろい博物館です。また日本語と英語の展示の説明文の違いを見ていくと、おもしろい発見もあります。
靖国神社の後は、九段下駅のすぐ近くにある「しょうけい館(戦傷病者史料館)」を訪問しました。ここはあまり知られていないところですが、国の経費によって建設されたもので、名前のように戦傷病者についての展示があるところです。

 

戦争で心身が傷ついた人たちについての展示ですが、遊就館とは正反対で、特に何かを主張している展示ではありません。恩賜(皇室から与えられたという意味)の義眼、恩賜の義足、義手などを見ていると、そんなものはいらないから元の身体を返してくれという叫びが聞こえてくるようです。遊就館では、戦争の実相は何も伝わってこないのですが、このしょうけい館は、一人ひとりの市民にとって戦争とはどういうものかが、よく伝わってくる史料館です。ですから靖国神社に行ったあとに、このしょうけい館にも必ず訪問するようにしています。
ゼミでは、毎年12月には、実際に日本軍の残虐行為を受けたアジアの方から話を伺う場を持っています。また年度末には沖縄か韓国にゼミのスタディ・ツアーをおこないます。今年度は韓国に行く予定です。その報告も機会を見て、おこないたいと思います。

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