経済学部の学び

「ヨーロッパの経済史を学ぶ」

2014.07.01 森宜人ゼミナール

担当教員氏名
森 宜人 (もり たかひと)
ゼミナールのテーマ
現代社会の特性をヨーロッパ経済の歴史から考える
ゼミナールの活動内容
現代の日本社会が歴史的にヨーロッパからの影響を大きく受けていることは、身の回りの食べ物や服、建物、音楽などを思い浮かべるだけでもすぐにわかるかと思います。このゼミでは、そのように意外と身近なヨーロッパの経済の歴史や、日本とヨーロッパの歴史的関係を研究することによって、現代の日本社会がどのようにして成り立っているのかを考えていきます。
ゼミナールの特徴
まず、2年次にはヨーロッパ経済史の基本文献をゼミ生全員で読み込みます。3年次には、グループごとにレポートの作成やプレゼンを行います。今年度は、春学期にヨーロッパ各国の工業化・都市化・社会保障の歴史について調べ、秋学期には病気・鉄道・食文化・宗教など各グループが選択したテーマに沿って、日本とヨーロッパの関係史についてプレゼンをしてもらいました。4年次には、各自が自由に選んだテーマで卒論を書いてもらいます。また、各学年の夏休みにはレポート報告や、企業見学を目的とするゼミ合宿を行い、ゼミ生の親睦を深めています。行先はゼミ生に選んでもらいます。今年は、2年生は河口湖に行き、3年生は京都の福寿園で製茶体験をしてきました。これ以外にも、経済学科の他のゼミナールとの合同ゼミをはじめとする企画も定期的に行っています。

(於:山梨県勝沼市のぶどう園)

(於:京都府宇治市の福寿園)

ゼミ学生に一番学んで(感じて)欲しいこと
あわただしい現代の社会では、つねに新しい知識が求められますが、その多くは泡のようにすぐに消えてしまいます。大学では、そのような断片的知識に振りまわされずに、逆に自ら取捨選択できるような思考方法を身につけることが重要です。それには、「問題発見→調査→分析」のプロセスを繰り返し行うことが必要ですが、そうやって身につけた思考方法は、何年たっても色あせることがないので、泡のような断片的知識が「フローとしての知識」と呼ばれるのに対して、「ストックとしての知識」と呼ばれます。このゼミのテーマは経済の歴史なので、「暗記科目」ゼミのイメージが先行するかもしれませんが、「フローとしての知識」を覚える必要ありません。むしろ、無限の広がりをもつ歴史の世界のなかで自分なりの問題意識をもって「過去と対話」し、社会に出てからも通用する「ストックとしての知識」を学びとって欲しいと考えています。それと同時に、合宿をはじめとする様々な企画を通じてゼミ生同士の親睦を深め、一生の資産となる人間関係を築いてくれればと思います。
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