経済学部の学び

「経済学史」

2014.07.01 石井穣ゼミナール

担当教員氏名
石井 穣(いしい じょう)
ゼミナールのテーマ
経済学史
ゼミナールの活動内容
ゼミナールⅠでは、経済学説史にかんする基礎的な理解をつかむことを目指します。どのような経済学者たちが存在し、どのような理論が形成されていったのか、おおまかに学んでいます。ゼミナールⅡ・Ⅲでは、各経済学説をやや詳しく見ていきます。歴史的背景や経済学者の知的背景などさらに学び、各理論体系の特徴を考察してゆきます。ゼミナールⅣ・Ⅴでは、卒論作成のための準備を進め、定期的にお互いの準備や進捗状況を報告しあいます。それ以外の日程では、経済学説史の古典的著作を読み進めています。
ゼミナールの特徴
本ゼミナールでは、経済学の歴史上の諸学説を理解し、近代から現代にいたる経済社会について、多面的な視点を養います。また、経済学の歴史についての深い理解のうえで、自ら課題を設定し、議論を展開することができるようになることを目指します。少人数の輪読を中心としたゼミですが、意欲的に勉強と論議を積み重ねています。
ゼミ学生に一番学んで(感じて)欲しいこと
こんにち、経済情勢は混迷を深め、経済学に対する関心も高まっています。ただ、経済学とは何か理解することはむしろ難しくなっています。専門領域の細分化は確かに、個別的な研究の効率を高め、経済学の発展を促してきました。経済学が本来何を目指す学問なのか、見失わせるあやうさを含んでいるといえます。
そもそも経済学の歴史をひもとくと、政治や法律などその他の社会科学の諸領域と不可分のものとして論じられていました。たとえば、アダム・スミスに見られるように、経済学の形成の時期においては、経済社会の全体を見渡そうとする、理論的体系の構築が目指されていました。そこで、経済学は専門化するにつれて、社会科学としての有効性を低下させたのではないか、との議論が一方であるわけです。
本ゼミナールでは、経済学説史上の主要な学説をていねいに読み解き、経済学のしかるべき課題や方向性について、どのような議論が重ねられてきたのか学んでいます。このような議論をひとつひとつ理解してゆくことで、市場社会もしくは資本主義社会に対する理解がいっそう豊かになるものと信じています。
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