経済学部教員コラム vol.102
自治体の調達のグリーン化に関する研究を始めるきっかけ
2024年4月に着任しました准教授の宮本拓郎です。環境経済学の授業を担当しています。研究は、現在、自治体の調達のグリーン化をメインにやっています。
自治体の調達のグリーン化に関する研究を始めるきっかけとなったのは、アリゾナ州立大学の研究グループ(Sustainable Purchasing Research Initiative (SPRI))との日本の自治体のグリーン購入に関する共同調査・研究でした。去年、SPRIがアリゾナ州立大学の学長表彰を受けて、私も協力者として表彰状をいただき、先月現物を受け取りました。
調達は仕事に必要なモノやサービスを購入することです。地方政府の支出額は日本のGDPの1割程度と割と大きいです。地方政府の調達(支出)がより環境にやさしくなれば、影響が大きいと考えて、どうすれば地方政府の調達が環境負荷が小さくなるかを研究しています。