経済学部教員コラム vol.116
野中 康生野中ゼミナールの紹介(テーマ:ソーシャルデザインについて考える。)
野中ゼミナールのテーマは「ソーシャルデザインについて考える」です。「ソーシャルデザイン」とは、社会における様々な問題・課題(ソーシャルイシュー)に対して、これを解決する為の「仕組み」を考案し、それを実行することで「より良い社会をデザインする」ことを目的としています。
野中ゼミナールでは、2019年度より横浜市金沢区と連携して地域の社会課題に関する調査・研究に取り組んでいます。まず金沢区より具体的な課題をご提案して頂き、それに対する解決策を考え、その成果を金沢区に対して報告・提案します。2022年からは福田ゼミナールにもご参加頂き、本年度も先月、最終報告会を実施しました。
金沢区は人口370万人を超える巨大都市・横浜の一角にありますが、近年、高齢化や人口減少といった問題に直面する一方、区内に関東学院大学や横浜市立大学が立地する学生の街でもあります。金沢区からは「子育て世代移住促進の為のWebプロモーション」、「LINKAI横浜金沢の知名度向上の為の取り組み」、「大学卒業後の学生の定住への取り組み」等、金沢区が直面するリアルな問題に関する提案を頂いています。
学生が上記の課題に取り組む意義は大きいと言えます。まず、金沢区の問題を通じて現実の社会に存在する課題について理解を深めること。そして、それらの社会課題を「自分事」として考え、具体的な提案を行うこと。そして何より、自分たちの学修成果をその社会課題に実際に取り組んでいる方々に報告し、評価を頂くことです。これらの経験は社会連携教育だからこそ実現できるものであり、学生達が大学卒業後、社会において活躍する上で非常に大切な経験となります。
-1024x682.jpg)



