経済学部教員コラム vol.107
今井 健太郎私の銀行員時代の経験から言えること
経済学部講師の今井健太郎です。研究では金融の問題が日本の不況にどういう影響を与えたか、統計学を使って研究しています。担当の企業金融論では、企業行動と金融の関係について講義し、他には日本経済のマクロ分析の授業では、大学で習う経済学の理論で今の日本の景気の問題をどう分析できるかも教えています。
よく社会科学系の勉強は社会で役に立たないなどと言われますが、それは私の銀行員時代の経験から言うと全くの大嘘です。経済学部・経営学部・法学部の学生は、この三学部全部卒業して、レクノートと教科書を見れば、大学で習ったことを思い出せるくらいでちょうどいい程だと、銀行員時代につくづく感じました。
また私の大学時代の中小企業に勤める友人は、「弁護士・会計士・税理士の話が聞いて理解できる法律・簿記・会計の知識は必要。俺はそれを独学で勉強した」と言っていました。
市民として政治を考えることこれらの勉強を金銭的にも時間的にも一番効率的に出来るのは大学時代です。職場に入ると、まずは職場の業務知識・商品知識を問答無用で体でたたき込まれます。職場の業務知識の勉強を、大学で習うようなことの勉強の後回しにすることは絶対に許されません。
よって皆さんは、学生のうちに大学での勉強を高い志を持って取り組んでください。