経済学部教員コラム vol.117
吟谷 泰裕吟谷ゼミナールの紹介(テーマ:自分と日本経済の関係を理論的に考える)
「経済とは何か?」と問われたとき,皆さんは何を“イメージ”しますか?私は経済とは一つの“大きな生物”だと思っています。そして私たち一人一人の人間は,その大きな生物の中に生息する一つ一つの細胞である様に思います。一つの細胞の力は非常に微力です。一つの細胞がいくら大きな生物を良くしようと頑張っても,大きな生物はびくともしません。それどころか,大きな生物が病気になると,たちまち個々の細胞も病気になってしまうのです…。
私のゼミナールでは,この様に微力な一人の人間が大きな日本経済の中でどの様に行動すればいいのか?そして個々人がどの様に協力すれば日本経済を良い方向に導くことができるのか?を考えていきます。具体的には新聞やニュースでよく目にする経済ニュースについての疑問を,3〜4人一組のグループで徹底的に討論します。

そして激変する日本経済の理解を深めるとともに,自分と日本経済の関係を理論的に考え,各リーダーが各メンバーの意見をまとめていきます。こうした活動を通じて学生のコミュニケーション能力もまた着実に向上し,それが就職活動にも役立つ結果となっています。
大学での学び,それは実社会に出る前の最後の準備でもあります。皆さんと一緒に真剣かつ楽しく学ぶことができることを願っています。
おすすめの図書:『Q&A 日本経済のニュースがわかる!』日本経済新聞社 編
私のゼミナールの教科書であり,毎年9月半ばに最新号が発行されています。新聞やテレビでよく目にする経済ニュースの疑問に,日本経済新聞社の取材記者が基礎からわかりやすく答えています。景気,物価,賃金などの話題のテーマから45のトピックが厳選され,最新の情報を交えながら解説されています。



