経済学部教員コラム vol.9
「日本学生経済ゼミナール大会を開催して」
日本学生経済ゼミナール大会は、全国の経済学部、経営学部、商学部の学生を対象とした日本で最大規模の学生の主催する学術大会です。これまで60年に渡り、「研究活動の促進」と「他大学の学生との交流」を目的として、日頃の研究成果を発表する場を提供してきました。第1回大会から伝統の「討論部門」と、最近創設された「プレゼン部門」から構成されています。
第60回大会は、大会テーマ「実(みのる)」として、大会に携わったすべての人々がなにかを実らせることを願って、12月7日(土)、8日(日)に関東学院大学と神奈川大学の共催で行われました。本学では、伝統の「討論部門」を担当し、約1100名の全国の学生が参加しました。
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12月8日(日)受付の様子
望月ゼミナールのメンバーは、関東学院大学経済学部ゼミナール連合会の運営委員としてこの大会を運営しました。昨年開催の関西大学・龍谷大学から引継ぎをうけ、今年の4月に「申込受付」が始まり、6月の「テーマ設定会議」を経て、12月の本大会開催を迎えました。初日の朝8時15分に集った大会運営の要員集会の様子です。
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本大会の開催を支えたのは、関東学院大学・神奈川大学の実行委員のメンバーです。本大会を開催するにあたって、朝早くから夜遅くまで、時には徹夜を繰り返し、大会開催の準備をしました。また、全国の参加大学のゼミナール連合会等と連絡をとり、大会プログラムの調整に追われました。おかげで、連帯意識の強さはこれまでの実行委員会の中でも秀逸です。
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また、望月ゼミナールからは、3つのパート(望月ゼミA、望月ゼミB、望月ゼミC)が参加しました。望月ゼミAは、東北学院大学篠崎ゼミAと福岡大学宮本ゼミと財政問題について分科会を組み、望月ゼミBと望月ゼミCは、Webサイト等による地域経済活性化の分科会を形成しました。分科会において討論を行い、助言講師の先生からアドバイスを受け、これまでの研究成果をより深めることができました。
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最後に、大会を無事に終えることができ、協力してくれた全国の学生および教職員に感謝します。とりわけ、大会において運営要員として支えてくれた各大学のゼミナール連合会の学生、また助言講師としてアドバイスをいただいた先生方に心よりお礼申し上げます。
【第60回日本学生経済ゼミナール関東学院大学・神奈川大学大会 討論部門概要】
(1)分科会・参加パート
12月7日(土) 27分科会・67パート
12月8日(日) 34分科会・81パート
合計 61分科会・148パート
(2)参加人数(概数)
12月7日(土) 530人
12月8日(日) 620人
合計 1150人
(3)助言講師
12月7日(土) 13人
12月8日(日) 21人
合計 34人(重複あり)
※参考:プレゼン部門概要 参加人数(概数)
12月8日(日) 650人
(経済学科 望月 正光)