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多文化共生の足音

多文化共生の足音

細谷ゼミナール3年 奥山航

10/22(日)経済学部細谷ゼミナール3年生11名と2年生17名が、神奈川県内の元インドシナ難民であったアジア系住民を中心としたアジアスポーツフェスタ2023に参加しました。
会場は横浜国際高校で細谷ゼミナールの2、3年生は毎年参加しており、大勢のサポーターと共に企画から当日の進行まで行いました。

このイベントの目的は二つ。一つ目は難民や元難民の方々が様々な参加者とスポーツを通して触れ合い自分たちが日本の社会の中で認められているという高い自己肯定感を持ってほしいということ。また、スポーツによる交流で、出身国同士のわだかまりを溶解させていくこともあります。
二つ目は我々のような若者が難民の存在を知ることや、今でも世界のどこかで難民が生まれていることを知り、一人の人間として相手を理解しようと努めるきっかけにすることです。

参加者や学生が一緒になって、バレーボールや障害物競走などに参加しました。
また、実際に難民となった方々のお話も聞くことができました。

今回の取り組みを終えてアジアスポーツフェスタは、元難民の方々と日本の若者がスポーツを架け橋として交流し、難民の生い立ちや彼らが抱える困難に対する理解、お互いを1人の人間として尊重し合う理解を築く素晴らしい場であったということを強く感じました。また、ゼミナール生が皆でフェスティバルに参加したこと、連携を取って運営をしたことなど、普段の教室では見られない表情を見ることが出来ました。

撮影:Yo Nagaya