公務員を目指す学生の夏 ―横浜市中区役所でのインターンシップ-
K-mics委員長 豊田奈穂
2025年度、経済学部では公務員を目指す学生が現場を知るための取組みとして、行政機関と連携してインターンシップを始めました。第1弾は横浜市中区役所のご協力を得て、3年生8名が夏期休暇中に自治体の業務に挑戦してきました。今回は生活支援課とこども家庭支援課で業務を学んだ島澤ゼミの益満昴佑さんの体験談をご紹介します。
島澤ゼミナール3年 益満昴佑
横浜市中区役所でのインターンシップに参加し、生活支援課とこども家庭支援課の活動を体験しました。
生活支援課では、寿地区の生活保護受給者のことを中心に、座学と事業見学を通じて、中区が抱える課題について深く学びました。メディアを通じて知る断片的な情報とは異なり、実際に現場の方々の話を聞き、生活困窮者支援の複雑さや、地域に根ざした支援の重要性を肌で感じることができました。
こども家庭支援課では、座学に加え、アメリカ山ガーデンアカデミーを訪問しました。法人代表の方から話を聞き、子どもたちの「人間力」の成長を大切にする教育方針に感銘を受けました。一人ひとりの個性を大切にする姿勢は、今後の社会において不可欠な視点だと感じました。
インターンシップを通して、机上の学問だけでは得られない多くの学びがありました。地域社会の課題に直接触れ、行政が問題に対してどのような解決策を投じるのか知ることができたのは、大きな収穫でした。この経験を、今後の学びに活かしていきたいと思います。
生活支援課の様々な業務を真剣に学び・体験していただき、ありがとうございました。
今回の経験が皆さんの今後のキャリアや人生全般に役立つことを願っています。
限られた活動ながら、得た知見を丁寧に分析し、今後の自己研鑽に積極的に活かそうとする姿勢が印象的でした。皆さんの率直な感想や柔軟な発想は、私たちにとっても新たな視点を得る貴重な機会となりました。