湘南学院の高校1年生、財政学を体験
赤ポロとしてサポートしてくれた吉開くんに当日の様子を記事にしてもらいました。
経済学部経済学科2年 吉開 幹太
3月26日、湘南学院の高校生に向けて財政学の授業が行われました。この授業は経済学部でどういうことを学ぶのかを知るために行われたものです。現在の国のお金がどう使われているかを学び、グループでテーマを決め、それに沿った予算配分を考えました。各チームでは所得税や消費税をあげて、高齢者向けの国にするために福祉や年金への分配割合を上げたり、将来のこどものために教育や医療に充てたりなどいろいろな案が発表されました。
大学生のチームとして参加した私たちは、将来のことを考え、教育に配分する割合を100%に上げることにしました。新しい教材やテクノロジーを導入でき、より高い教育水準や教育効果が期待できると思ったからです。教育の質が向上することで、より優れたスキルを持つ労働者を増やすことができます。これにより労働市場が活性化し、経済成長が促進されることにつながることも期待しました。現在の歳入から足りない分は消費税を上げて補うことにしました。なぜ消費税しか上げないかと言うと、消費税は全国民が負担するものなので、平等だと考えたからです。
今回の授業では経済学を通して、社会全体の幸福度をみながら、将来の在り方を考える機会となりました。