経済学部主催シンポジウムを開催しました
12月2日(土)、経済学部主催「シンポジウム:地域はいかに高齢者を支援できるか~地域包括ケアシステムの取り組み方~」を八景キャンパスで開催しました。多くの市民の方々の参加があり、テーマに関する関心の高さを実感させられました。また、土曜にも関わらず、学生のみなさまも参加してくれました。
シンポジウムは、コーディネーターの工藤 高 氏(医療コンサルタント)の司会で始まり、まず宮本 守 氏から「なぜ今地域による高齢者支援なのか」という問題提起ののち、「地域包括ケアシステム」への各方面からの取り組みが報告されました。
行政面からの取り組みとして、小林 広明 氏(横浜市金沢区)と大坂 慎介 氏(逗子市)の報告がありました。田中 弥生 氏(駒沢女子大)には、栄養学の面から訪問栄養の取り組みを紹介していただきました。また、駒 忠之 氏(老人保健施設理事)は介護の面から、そして、金沢区で地域包括ケアに取り組んできた医師の河本 和行 氏は、看取りの問題を具体的事例を挙げて紹介されました。
最後に、黒川 洋行 経済学部長から、今後も経済学部は地域貢献に取り組んでいきたいとの挨拶があり、シンポジウムは終了しました。その後、1階食堂にて懇親会が行われました。